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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

凍れる女神の秘密

『凍れる女神の秘密』
本格ミステリ作家クラブ・編
凍れる女神の秘密 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
凍れる女神の秘密 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)

毎度お馴染み本格短編ベスト・セレクションです。

大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」が良かった。
この人『アルファベット・パズラーズ』の作者だったんですね。

あとは黒田研二「我が家の序列」
なんだかいいお話だ。

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深夜バス78回転の問題

『深夜バス78回転の問題』
本格短編ベスト・セレクション
深夜バス78回転の問題 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
深夜バス78回転の問題 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)

毎度お馴染み本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーです。

今回のアンソロジーは好みの作品が多かったので大満足です。

特に
Y駅発深夜バス(青木知己)
話が微妙に気味悪いが、すべて伏線になっていて意外な真相が現れる。
ただこんなスキのある計画で殺人を起こそうとは誰も思わないでしょう。
そこがまさに本格推理の論理。意外な拾い物的な作品

イエローロード(柄刀一)
小さな事柄の積み重ねからこれまた意外な真犯人が浮かび上がる。
これも納得の本格。

霧ヶ峰涼の屈辱(東川篤哉)
ユーモアも冴えており、日常の謎の解もスムーズ。
思い違いを野球に例えてわかりやすく納得してしまう。

走る目覚まし時計の問題(松尾由美)
これも日常の謎だが伏線回収がうまい。
悪い人が出てこなさそうでそれもよい。

盗まれた手紙(法月綸太郎)
は既読なので今回パス。
しかし
”Diffie-Hellman鍵交換に対するman-in-the-middle攻撃の手順”
は強烈だった。

廃墟と青空(鳥飼否宇)
のタイトルは
ジャーマン・プログレ、ファウストのアルバム名からとっている。
ミステリよりも作中で語られる音楽が気になった。

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死神と雷鳴の暗号

『死神と雷鳴の暗号』
本格ミステリ作家クラブ編
死神と雷鳴の暗号―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)

毎度御馴染み本格短篇ベスト・セレクション。シリーズです。

今回は
フレンチ警部と雷鳴の城(芦辺拓)
やさしい死神(大倉崇裕)
「別れても好きな人」見立て殺人(鯨統一郎)
鳥雲に(倉坂鬼一郎)
闇ニ笑フ(倉知淳)
英雄と皇帝(管浩江)
通りすがりの改造人間(西澤保彦)
麺とスープと殺人と(山田正紀)
消えた裁縫道具(河内美加)
京極作品は暗号である(波多野健)

が収録されています。

一番のオススメは「フレンチ警部と雷鳴の城」
ミステリ・マガジンの”ジョン・ディクスン・カーを読もう!”特集で
発表された作品ですがクロフツの作品の主人公であるフレンチ警部を持
ってくるあたりひねっています。もちろんカーも絡んできて楽しい限り
です。

「やさしい死神」は落語ミステリー。落語のネタと”日常の謎”の絡み
ぐあいが素晴らしい。

といったかんじで充実の一冊です。

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空飛ぶモルグ街の研究

空飛ぶモルグ街の研究 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)空飛ぶモルグ街の研究 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2013/01/16)
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『空飛ぶモルグ街の研究』

毎度御馴染み本格短篇ベスト・セレクションです。
短篇9篇に評論1篇ですが4短編はオリジナルで既読なので
今回読んだのは5編です。

「しらみつぶしの時計」(法月綸太郎)
異なる時間を示す1440個の時計の中から
正しいときを示す時計をロジックによって探し出す。
面白い。
舞台の説明はシンプルに謎と論理だけで構成されているミステリ。

「加速度円舞曲」(麻耶雄嵩)
貴族探偵シリーズの作品。
以前別の1編を読んで本格スピリット満載だが猟奇的な話だったので
そうなのかと思ったら猟奇さはない明るめの展開でした。
でも本格。

「ロビンソン」(柳広司)
これが”ジョーカー・ゲーム”なんですね。
スパイの世界を描きますが凄まじい”読み”の世界。
ぜひこのシリーズは読んでみたい。

「チェスター街の日」(柄刀一)
柄刀さんはこの本格短篇ベストセレクションではかなりお目にかかります。
でも一般的にはメジャーじゃない?
本作はがちがちに固めた本格というよりは
ちょっと暖かい展開にもなっています。

「雷雨の庭で」(有栖川有栖)
この中では手堅い作家の手堅い作品といったところ。
いいのか悪いのか安心感があります。
火村先生の登場する”作家アリス”シリーズです。

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法廷ジャックの心理学

法廷ジャックの心理学 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)法廷ジャックの心理学 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2011/01/14)
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『法廷ジャックの心理学』

毎度御馴染み本格短篇ベスト・セレクションです。

オススメは以下の作品かな。

柳広司「熊王ジャック」
『シートン(探偵)動物記』の1作。このシリーズ面白そう。

石持浅海「未来へ踏み出す足」
対人地雷をテーマにした物語。
『顔のない敵』にこのテーマの作品がまとめられているそうですが
これも興味深い

大倉崇裕「マックス号事件」
おなじみ福家警部補シリーズ。刑事コロンボのアレと同じ設定。ニヤリ。

田中啓文「忠臣蔵の密室」
ディクスン・カー追悼アンソロジー『密室と奇蹟』に収録されたそう。
なぜ忠臣蔵とカーが?!
最後に脱力。

柄刀一「紳士ならざる者の心理学」
これぞ本格というネタ満載。

米澤穂信「心あたりのある者は」
ケメルマンの「九マイルは遠すぎる」の趣向です。

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透明な貴婦人の謎

透明な貴婦人の謎―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)透明な貴婦人の謎―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2005/01)
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『透明な貴婦人の謎』

毎度御馴染み本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーです。
ガチガチの本格というよりはちょっとライトな謎解きの作品が多かったです。

ここに収められた作品は全てシリーズ短編のなかの1篇であるようで
やはりシリーズ自体を知っていたほうが
その世界にすんなり入れたかもしれません。

法月綸太郎はやはり面白い。
「中国蝸牛の謎」では
クイーンの「チャイナ橙の謎」を下敷きにしています。

小説ではなく評論ですが
円堂都司昭「POSシステム上に出現した『J』」も興味深い内容でした。

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論理学園事件帳

論理学園事件帳 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)論理学園事件帳 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2007/01/12)
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『論理学園事件帳』

2002年度の本格短編ベストセレクションです。

相変わらずの充実度ですが下記が特にオススメです。

大山誠一郎「彼女がペイシェスを殺すはずがない」
ディクスン・カーのフェル博士のパスティーシュとなっています。

貫井徳郎「目撃者は誰?」
微妙に入り組んでいく事件です。
探偵役とワトソン役のかけあいも可笑しい。

西澤保彦「腕貫探偵」
移動された死体の謎を推理します。
素晴らしい動機?です。

有栖川有栖「比類のない神々しいような瞬間」
エラリー・クイーンのダイイング・メッセージものも踏まえ、
そのメッセージの意味より
むしろその行為から容疑者を絞ります。

霞流一「首切り監督」
二つの切断された首に同様にある3つの打撲跡。
バカミス炸裂。

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天使と髑髏の密室

天使と髑髏の密室―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)天使と髑髏の密室―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2005/12)
本格ミステリ作家クラブ

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『天使と髑髏の密室』
本格短編ベスト・セレクションです。

本作はなんといっても
「笑う公家」(霞流一)
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」(麻耶雄嵩)が素晴らしい

どちらも死体を切り刻んでしまってますが
その理由に意味があります。
これぞバカミス!

こういうぶったまげるミステリって最高です。

そして「交換炒飯」(若竹七海)
題名は軽いのですが
これは背筋が寒くなるような話です。
ぞくぞくっとしました。

いずれにせよこのシリーズ、
おもしろい本格ミステリを味わえるのでどんどん読んでいきたいものです。

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紅い悪夢の夏

紅い悪夢の夏―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)紅い悪夢の夏―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2004/12)
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『紅い悪夢の夏』
本格短編ベスト・セレクションというアンソロジーです。

有栖川有栖、太田忠志、加納朋子と
手堅い作品がある中、


北森鴻「邪宗仏」が良かった。
異端の民俗学者、蓮丈那智シリーズの一作です。
かつてこのシリーズは読んだことがあり
その時はいまいちピンとこなかったのですが
今読んだらピンと来ました。

作者いわく
「膨大な資料を使うのでコストパフォーマンスが合わない」


柄刀一「エッシャー世界」は力技がうなる一品。

さまざまな幻想的世界に迷い込んだ宇佐美博士が、
その世界でしか通用しない論理で謎を解明する連作の一篇、との事。

是非この連作を読んでみたいところですが
ついていけなくなりそうな気配あり。


三雲岳斗「龍の遺跡と黄金の夏」
あるトリックを使うために特殊な舞台を作ってしまったミステリ。
こういうタイプの作品は怒ってはいけません。
驚くためにあるミステリで結構好きです。

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珍しい物語のつくり方

珍しい物語のつくり方 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)珍しい物語のつくり方 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
(2010/01/15)
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『珍しい物語のつくり方』

ずっと気になっていましたが
ようやくこのシリーズに手を出しました。

本格ミステリ作家クラブ編の
本格短篇ベストセレクションです。

各年毎に編まれているようで
それぞれ文庫の際、魅力的な題名がつけられました。

本文庫は2005年に発表された本格作品の中からのセレクションです。

「霧ヶ峰涼の逆襲」(東川篤哉)が二点三転するプロットで面白かった。

「杉玉のゆらゆら」(霞流一)
「太陽殿のイシス」(柄刀一)は
力技の本格です。

なにしろ2005年の作品群なので
以前に他の文庫等で読んだ作品が結構収録されていたりするのですが
この本格ミステリ作家クラブ・編のシリーズは
見かけたら買っていく所存であります。

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