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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

名探偵はもういない

『名探偵はもういない』
霧舎巧
名探偵はもういない (講談社文庫)
名探偵はもういない (講談社文庫)


犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンシ
ョンに足止めされる。ワケありの客が集う雪の山荘では連続怪死事件が発
生!はたして「名探偵」は奇妙な事件の謎を解けるのか!?
あえて真相への手がかりを提示する“読者への挑戦状”
付きで贈る、霧舎巧エッセンスにあふれた名作。


上記の
あえて真相への手がかりを提示する“読者への挑戦状”
は、文庫裏表紙概要にも書かれています。

そして目次には
解説 石崎幸二 注・『読者への挑戦』は先に読まないでください。
とここでも煽ってきてます。

こうなるとこの『読者への挑戦』に、
なにかメタ的な仕掛けがあると楽しみにしていたのですが、
全くそんな事はなく普通の『読者への挑戦』でした。
なにが”あえて”だったんだろう。

私の読み不足かもしれないんですがどうもしっくりきません

登場人物欄も空欄としており
※ある事情があって、ここで登場人物の名を列記することが出来ません
と勿体ぶっていますが別にそれほどの事でもなさそうです。

私の読み不足かもしれないんですがどうもしっくりきません

この作者ならではの登場人物や設定の薄っぺらさ自体は気にしては
いなかったのですがこういう煽りはどうもなあ。

ミステリとしての伏線回収の見事さはやはり素晴らしいんですけど。

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というわけで
私の読み不足かもしれないんですがどうもしっくりきません

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霧舎巧 傑作短編集

『霧舎巧 傑作短編集』
霧舎巧
霧舎巧傑作短編集 (講談社文庫)


《あかずの扉》研究会と《霧舎学園》のメンバーが時間軸を超えて登場す
る新本格ミステリの結晶体。名探偵・後動悟が密室の列車内を舞台に華麗
なアリバイ崩しを披露する『手首を持ち歩く男』ほか、全六編を収録。師
・島田荘司の人気シリーズ・御手洗潔と石岡和己の名コンビも登場して、
冷静沈着かつロジカルな霧巧流推理ゲームがここにスタート!


なんともひねりのないタイトルが逆に新鮮な短編集です。

それぞれ別の媒体に書かれた個別の5編と本短編集のために書かれた
新作1編で構成されています。

この新作「クリスマスの約束」がそれぞれの短編を繋ぐストーリーに
なっており作者曰く、そういう位置づけの作品に力を注ぐ。
本短編集の作品だけでなく長編「マリオネット園」にも繋がるらしい。
ちょっと甘めでいい感じです。

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マリオネット園

『マリオネット園』
霧舎巧
マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ (講談社文庫)


死者からの手紙が≪あかずの扉≫研究会に届けられた。
多重にして難解な暗号に導かれた先に妖しく聳える斜塔こそ、
閉鎖されたテーマパーク内の自殺の名所・首吊塔であった。
塔内を乱舞する首吊り死体は自殺か他殺か? 
本格推理の旗手が趣向を凝らして贈る“フーダニット”の到達点。
殺意の操り人形は誰だ?
 

≪あかずの扉≫研究会の4作目。
毎度御馴染み意味なき大量死ぶりは健在です。

実は『カレイドスコープ島』『ラグナロク洞』『マリオネット園』と
三作1,800頁を3日で読んでしまいました。

意味なき大量死にまたかと思いつつも、夢中で読んでしまったのは
探偵役のキャラクターの良さでしょうか。あとユイね。

アマゾンレビューで見る限り総じて評価の低い本シリーズ。
そんなことないよ。リアリティとは別のところに本作品群はいます。


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ラグナロク洞

『ラグナロク洞』
霧舎巧
ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ (講談社文庫)


嵐による土砂崩れで奇怪な洞窟に閉じ込められた≪あかずの扉≫研究会の
メンバーを襲う連続殺人。
作中で示される≪ダイイング・メッセージ講義≫に倣うかのように、
不可解な文字と言葉が連発される。
死者たちを結ぶ≪神々の黄昏(ラグナロク)≫神話の根源を読み解け! 


≪あかずの扉≫研究会シリーズ三作目です。
やっと文庫の厚さが控えめになりました。

この作品でもこれでもかと人が死にますが登場人物達は気にしていない。
いくらなんでも事件に巻き込まれすぎ。

途中で研究会の”名探偵”による≪ダイイング・メッセージ講義≫が
ありますがこれは面白い。ミステリ好きの心を掴みます。

厚さ控えめなせいかすいすいと読み終わり、改めて思えばやはりど本格。

霧舎巧さん。すごいな。

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カレイドスコープ島

『カレイドスコープ島』
霧舎巧
カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社文庫)


連続殺人の万華鏡惨劇の光源を暴け! 
八丈島沖にひっそりと隣り合う月島と竹取島。
古くからの因習に呪縛され、月島の一族に支配され続けている双つの島を
《あかずの扉》研究会の6人が訪れた時、血も凍る連続殺人の万華鏡が
回転を始めた。
一族に伝わる秘宝が島の後継者を次々と殺戮する怪!


作品冒頭の引用は横溝正史の「獄門島」から。
閉鎖的な竹取島と月島での連続殺人(相変わらずの大量死)で
この舞台は横溝正史風。

犯人や探偵がいったりきたりしているところは「獄門島」っぽいです。

なにやら思わせぶりな登場人物の過去などもったいぶっているところに
読みづらさがありましたが、いざ読み終えればあれもこれも伏線。
プロットは複雑で理解しきれないところもありました。

わたし結構この”《あかずの扉》研究会”好きです。

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ドッペルゲンガー宮

『ドッペルゲンガー宮』
霧舎巧
ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ (講談社文庫)


ゴシック様式の尖塔が天空を貫き屹立する、流氷館。
いわくつきのこの館を学生サークル『あかずの扉』研究会のメンバー6人
が訪れたとき、満天驚異の現象と共に悲劇は発動した!…
20世紀最後の新本格派、霧舎巧が島田荘司氏の推薦を受けて放つ
ミステリフェロモン100%のデビュー作。第12回メフィスト賞受賞。


最近、かつて読んだ作品を文庫で見つけて読み返すパターンが多く
これもそんな中の1冊です。

ミステリフェロモン100% とはなかなかの表現ですなあ。
まず大掛かりなトリックがひとつありますが
そこだけのミステリではないという感想です。
いたるところに散りばめられた伏線とその回収。これぞミステリです。
あまりに複雑すぎて読んでいても理解しきれていないところが多々あった
とは思いますけど。

ストーリー上不要なのだと思いますが、次々と死んでいくものたちには
うわべだけの個性しか与えられていないようで、誰が誰だか判らないし
その情報も解決には全く必要とされていません。
あれだけの大量死の割りに犯行の動機が弱いところも含め、
そういう面では”小説”としては不十分なところ多々あるのかもしれま
せんがこの勢いが新本格。

今回この「あかずの扉」シリーズを4冊買いましたので
少しづつ読み進めたいと思います。
(4冊揃っていなかったら手を出していなかったかも。
物体としての”本”好きはこういう買い方をするので積読が増える。)

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