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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ミステリーでも奇術でも

『ミステリーでも奇術でも』
泡坂妻夫


ミステリーでも奇術でも名人芸の著者が、多彩なトリックの妙味に触れ、
からくりの魔力であなたを摩訶不思議な虚構の世界にいざなう、
自伝的エッセイ集。


これはなかなか見かけない本でしょう。
いろいろな媒体に書いたエッセイを寄せ集めた本です。

ミステリ作家としてお馴染みですが
奇術愛好家?マジシャン?としても有名ですね。

泡坂さん本人考案の「ワープナイン」という手品グッズがあるらしい。
ググってみた。
へえ。これは面白そう。
理知的な感じ。
1200円だって。欲しい。

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泡坂妻夫の怖い話

『泡坂妻夫の怖い話』
泡坂妻夫
泡坂妻夫の怖い話 (新潮文庫)
泡坂妻夫の怖い話 (新潮文庫)

ブックオフの時代小説の棚に入っていたので見つけたのは偶然。
(時代小説は全く読まないので)

全くこの本の存在は知りませんでした。なんとショート・ショート集。

冒頭の「毒」「ハートのQ」と切れ味鋭い作品が並び、続く「解坂中腹」
では全く予想のつかないエンディングを迎えます。

いわゆるオチのあるショート・ショートはそれほど多くはなく犯罪譚、叙
情的な幻想譚といったところが多かったです。

先の紹介3作に「固い種子」「自然食」なんてところはわかりやすく、
こういうのがもっとあったらよかったな、という感じもしました。

タイトルの「・・・怖い話」なるほど。まとめると怪奇小説として括れる
のかも知れません。

ちなみに今日別のブックオフにいったら本作があるのに気付きました。
いったん意識に上がるとこのように目に留まってくるものなんですね。

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喜劇悲奇劇

喜劇悲奇劇 (創元推理文庫)喜劇悲奇劇 (創元推理文庫)
(2010/01/20)
泡坂 妻夫

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上から読んでも下から読んでも同じ読み。
この回文で彩られたミステリです。

章立ても
死んだ異端児(シンダイタンジ)
月並みな傷(ツキナミナキヅ)
どこまで真実(ドコマデマコト)
まさか逆さま(マサカサカサマ)
など回文で
登場人物名も回文になっていたりします。

こういった趣向は泡坂妻夫さんの得意とするところでしょうね。

客船、ウコン号(これも回文)での興行を舞台に
奇術師が主人公となって事件を追っていくので
そういったケレン味もたっぷりの楽しいミステリです。

新保博久さんの解説も
”エッセイから解説へ”と回文になってます。

頼むのだ
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奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻

奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)
(2003/06/13)
泡坂 妻夫

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若くして引退した美人奇術師 曾我佳城を探偵役とした短編集です。
探偵役といってもしゃしゃり出て解決するタイプではなく請われて解決にヒントを与える、
といった関わり方です。
各事件の舞台が奇術界が中心なのでここらへんの話題も多くあり楽しめました。

文庫本だと”秘の巻”と”戯の巻”2巻構成なのですがここはどうしても
秘→戯の順で読んでいただきたいところです。

また”戯”での1作目「ミダス王の奇跡」(1990年発表)は絶対読み飛ばしてはいけない作品です。
(最初に配置してあるおかげでそのようなことはまずないですが)
最終話「魔術城落成」(2000年発表)でのもの悲しいラストに繋がります。
びっくりして「ミダス王の奇跡」を確認してしまいました。

ここらへんが文庫の惹句の
「魔術城落成の大舞台に佳城は、前代未聞の大トリックを仕掛けていた! その正体が明かされる」
なんでしょうが、これだと安っぽすぎはしませんでしょうかな。

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奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻

奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻 (講談社文庫)奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻 (講談社文庫)
(2003/06/13)
泡坂 妻夫

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若くして引退した美貌の奇術師である曾我佳城を探偵役に
マジックと関連した世界での事件を扱います。
そんな感じなので
マジックの仕掛けや舞台に触れている箇所もおおく
そこらへんも楽しいです。

「虚像実像」にて
曾我佳城の弟子に若い串目くんがいるのですが
ラストの1行
”串目の目が狂的な光を帯びていた。”
どうしたんだ。串目くん。
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読んで吃驚の本格

妖女のねむり (創元推理文庫)妖女のねむり (創元推理文庫)
(2010/06/10)
泡坂 妻夫

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輪廻転生をテーマに、過去の殺人、その生まれ変わり達に起こる殺人を描いた作品。
輪廻転生が否定できない状況から、
するりするりと合理的に謎が解かれていく様は まさに本格ミステリ

ただ残念なのは 本の裏表紙の紹介文。

わたしたちは結ばれることなく死んでいった恋人たちの生まれかわりよ。十五世紀のフィレンツェで巡りあったジュリアーノとシモネッタは悲恋に終わり、西原牧湖だった二十二年前のわたしは、平吹貢一郎だったあなたを殺してしまったの。今度こそ幸せになりましょう…。初対面のはずが深いところで響き合う真一と麻芸。前世をたどる二人が解き明かしていく秘められた事実とは。


これだと本格ファンに訴えるものはないです。
私も全く期待せず読み始めました。しかしまあなんとよく練られたプロットであることか。
読んで吃驚 どうしてくれよう、
ついでに犯人像も怖いんです、という傑作でした。

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