ヨーロッパ退屈日記
2016/08/21 Sun. 12:00:00 edit
『ヨーロッパ退屈日記』
伊丹十三
ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)
1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い
教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモア
と、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格
的な「エッセイ」だった。山口瞳は本書をこのように推した。「私は、こ
の本が中学生・高校生に読まれることを希望する。汚れてしまった大人た
ちではもう遅いのである」。
帯の言葉がいい。
この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。
本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。
1965年のデビュー作だそうです。
洒落た文章にうんちくをまぶし、自らのダンディズムを語ります。
といっても威張っていたりカッコつけてるわけでなく軽妙です。
他の作品見つけたらまた買おう。
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伊丹十三
ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)
1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い
教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモア
と、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格
的な「エッセイ」だった。山口瞳は本書をこのように推した。「私は、こ
の本が中学生・高校生に読まれることを希望する。汚れてしまった大人た
ちではもう遅いのである」。
帯の言葉がいい。
この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。
本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。
1965年のデビュー作だそうです。
洒落た文章にうんちくをまぶし、自らのダンディズムを語ります。
といっても威張っていたりカッコつけてるわけでなく軽妙です。
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