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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

アイルランドの薔薇

『アイルランドの薔薇』
石持浅海
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)


南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、
スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――
そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。
やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。
宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」を
あぶり出してゆく!
本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!


マイ石持浅海ブームもついにここまでさかのぼってきました。
長編第一作です。

ちょっと読んで”アイルランド”が出てきたので
これはアレか?
刑事コロンボでの『策謀の結末』?
ポール・マッカートニーの『アイルランドに平和を』?
と勘づき、まずは下準備としてアイルランド闘争についてネットで
知識を仕入れました。

結果的には本文でもわかりやすく触れているし、
知識がなくてもミステリの面白さは損なわれない作品になっていました。

テロ組織が関わっているので警察を呼べない、という状況であり
登場人物たちが自分たちだけで推理し犯人を見つけ出すという、
お馴染みのスタイルはデビュー長編からのものだったんですね。
本作では殺し屋という存在も絡んできます。

いやあ、面白かったです。
ちょっと重そうな内容かと思いきや決してそうではなかったです。
舞台はアイルランドで登場人物もあちらの人たちですが
日本人の”フジ”が探偵役となり活躍します。
いったいこの”フジ”とはどのような人物だったんでしょう。
別作品の”碓氷優佳”の男性版というか原型なのでしょうか?

↓せっかくなので『アイルランドに平和を』


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私が持っているのは文庫初版ですが、185頁にて

へたり込みそうになるのwジェリーが支えた。

となっています。
誤植を見つけてうれしい。
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