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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

漫才刑事

『漫才刑事』
田中啓文



腰元興行所属の若手漫才コンビ「くるぶよ」のボケ担当・
“くるくるのケン“。
彼が大阪府警難波署の刑事・高山一郎であることは相方の
“ぶよぶよのブン“にも言えない秘密だ。
お笑い劇場で起こる数々の事件にも、刑事であることは伏せ事件解決に
協力する。しかしある日、同僚の交通課巡査・城崎ゆう子に正体がばれ
…爆笑間違いなしの警察&芸人小説!


”腰元興行”といったあたりから駄洒落で飛ばします。
悔しいのはきっと見逃している駄洒落があるだろうという事。

各事件とも芸人が絡んでいて、その芸人のネタ紹介等もあり
そこら辺が面白い。(もちろん架空の芸人)

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メタ漫才

この年末年始は異様にTVを見ていました。特にお笑い番組。しかもネタ
番組。やはり芸人。MCやひな壇でしか見ない芸なき芸人たちを哀れに
思ってしまうほどの風格さえ感じる人たちでした。

そんな中、ネタを見ていてふと「メタ漫才」という言葉が頭に浮かんでき
ました。全く自分の中で浮かんだ言葉ですが念のため「メタ漫才」で検索
すると結構な記事がヒットしました。やはり同じことを思う人は多かった
んだなあ。もしかすると一般的に認知されてしまっている言葉なのか?

”メタ”とはメタフィクションとかメタ・ミステリとかで使用するあのメ
タです。枠を超えたり壊したりする構造といったところでしょうか。


例えばこんなところで「メタ漫才」を感じました。


「ネタは全部私一人でつくってるんですよ。こいつは何にもしないで」
「そんなこというなよ」
「”そんなこというなよ”も私が作った台詞」


「こんにちは○○です。最近××にハマってまして。」
「じゃあ早速××の役をやるよ」
「まだ早いよ」


片方がボケた後、
「俺ネタ知ってるから面白くないよ」


いかにも昔の漫才のようなボケをしたあと
「それ、ベテランのやつ」


漫才の枠組みの上の視点からの台詞になっていました。昔からあったのか
も知れませんが今回非常に印象に残りました。判りやすくいうとメタです
よね。

そういえば30年くらい昔、オール阪神・巨人の漫才で

巨人「・・・ネタ忘れた!」
阪神「・・えー。只今の漫才について解説します。相方がネタを忘れたの
で本日の漫才は中止!」
巨人「思い出した」

ってのがあり、これはハプニングだったのかもしれませんが非常にその展
開に感心し未だに覚えています。これも今思うとメタだなあ。
どうも私は昔からこういうのが好きだったようです。


さてメタ手法というと何と言ってもメタ・ミステリですが、ミステリでの
”伏線回収”もっ現代漫才の手法に使用されている気がします。最初なん
のためにいったかわからない中途半端な台詞が後半の笑いのまさに伏線に
なっていたりします。こういったことを考えてしまう事自体、漫才はミス
テリに接近しているのでは。

そのうちメタ漫才だけでなく、
漫才十戒
叙述漫才
倒叙漫才
後期漫才問題
漫才講義
一人二役漫才
バールストン漫才法
安楽椅子漫才
演繹漫才帰納漫才
雪の山荘漫才
読者への挑戦漫才
見立て漫才
プロバビリティの漫才とかいろいろ出てきそうです。

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プロバビリティの漫才・・・ちょっと気に入ってます。
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