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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

菩提樹荘の殺人

『菩提樹荘の殺人』
有栖川有栖
菩提樹荘の殺人 (文春文庫)


アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。
お笑い芸人志望の若者達の悲劇。大学生時代の火村英生の秀逸な推理、
そしてアンチエイジングのカリスマ殺人事件。
「若さ」を持て余す者、「若さ」を羨望する者達の恩讐に
振り回されつつ謎に立ち向かう火村とアリスを描く、
美しい本格推理四篇!


火村英生の学生時代を描いた「探偵、青の時代」が一番面白い。
本来オマケ的でイロモノともいうべき本作が一番、
というのも如何なものか。

あとがきは、
火村と有栖川コンビが作中で歳を取らない設定になっていることの
意味合いや狙いについて書かれており
本書で一番面白かったのはこの部分でした。

と、中身の感想はあまりありません。

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妃は船を沈める

『妃は船を沈める』
有栖川有栖
妃(きさき)は船を沈める (光文社文庫)


所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。
“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。
危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、
彼らの船はどこへ向かうのだろう。
―何を願って眠るのだろう。
臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。


独立する中編2作を幕間で繋いで長編としたものです。
でもわざわざ長編の体裁にする事はなかったかもしれませんね。

第一部(中編の一つ目)「猿の左手」が素晴らしい。
ウイリアム・W・ジェイコブズの怪奇小説の名作「猿の左手」
をいろいろ捻くりまわして作られた作品です。
「猿の左手」解釈と事件解決が結びつき、見事な解決となっています。


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さて解説は西澤保彦。
同じパズラーとしての、考えすぎとしか思えない解説です。
果たしてここまで有栖川有栖先生が意図していたのかあやしい。
これは提灯記事ともいうのではないでしょうか。

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絶叫城殺人事件

『絶叫城殺人事件』
有栖川有栖
絶叫城殺人事件 (新潮文庫)


「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、
口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。残酷な無差別殺人事件の
陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が――。
暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壺中庵」
「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える
六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。


”〇〇殺人事件”という題名を避けていた作者が
あえてつけた”〇〇殺人事件”短編集です。
(連作での仕掛けがあるタイプの短編集ではありません。)

火村モノは結構読んでいますが何だこれはと思う事も
多々出始めてきていたのですが
本作はまあイイ方ではないでしょうか、
ってえらそうにすみません。

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高原のフーダニット

『高原のフーダニット』
有栖川有栖
高原のフーダニット (徳間文庫)


「分身のような双子の弟を殺しました」臨床犯罪学者・火村英生に、
電話の男は突然告白した。そして翌日、死体は発見された。
弟に加え兄の撲殺体までも……。
透徹した論理で犯人を暴く表題作はじめ、推理作家・有栖川有栖の夜ごと
の怪夢を描く異色作「ミステリ夢十夜」、神話のふるさと淡路島で火村を
待ち受ける奇天烈な金満家殺人事件「オノコロ島ラプソディ」。
絶品有栖川ミステリ全3編。


「オノコロ島ラプソディ」
出だしに前フリとして作家有栖川有栖に叙述ミステリの依頼が来る。
ということでどんな事をしてくれるかと思いきや・・・・
これはなんともヒドイというか面白いというかなるほどというか。
これはいいんじゃないでしょうか。

「ミステリ夢十夜」
???

「高原のフーダニット」
ちょっと凡庸か?

やはり傑作ばかりという訳にはそうそういかないですよね。

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白い兎が逃げる

『白い兎が逃げる』
有栖川有栖
白い兎が逃げる (光文社文庫)


ストーカー行為に悩む劇団の看板女優・清水伶奈。
彼女を変質者から引き離す計画は成功したはずだった。
ところが、ストーカーが兎小屋の裏で死体となって発見される。
追いかけていたはずの彼が―。
鉄道に絡むトリックを用いた表題作ほか、火村とアリスが挑む3つの事件。
ミステリのエッセンスをふんだんに盛り込んだこれぞ正統派の推理小説。


表題作含む中短編集です。

『不在の証明』
既読。何かのアンソロジーで読んでいた。

『地下室の処刑』
銃殺される予定の被害者を誰がなぜ毒殺したか。

『比類のない神々しいような瞬間』
ダイイングメッセージものというジャンル自体に無理があることを踏まえ
さらにひねる。

『白い兎が逃げる』
アリバイ崩しものだが、えっ、そういう事?と
盲点をついたあやうい作品。

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