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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

女たちよ!

『女たちよ!』
伊丹十三
女たちよ! (新潮文庫)

日常の振る舞いにこそ、その人となりは現れる。スパゲッティの召し上が
り方、アルコールの嗜み方、サラダの本格的な作り方、クルマの正しい運
転法、セーターの着こなし方、強風下でのマッチの点け方、そして「力強
く、素早く」の恋愛術まで。体験的エピソードで描かれる実用的な人生論
風エッセイ。真っ当な大人になるにはどうしたらいいのか? そんな疑問を
持つ「男たち」へ――。


昭和43年に刊行されたエッセイ集です。
個々の内容には時代故の古さはありますが、
読んでいる間にだんだんそんな細かいことも気にならなくなってきます。
大人の男の嗜み方の指南書といっていいかどうかわかりませんが、
そのようなとらえ方をする読者も多かったようです。

ちょっと気障で力の抜けた部分もあり、まあカッコいいってことです。

昭和43年!こんなお洒落な本があったんだなあ。

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三幕の殺意


『三幕の殺意』
中町信
三幕の殺意 (創元推理文庫)
三幕の殺意 (創元推理文庫)

昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に
建つ、朝日小屋。その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原
聖太が頭を殴打され、殺された。山小屋には被害者に殺意を抱く複数の男
女が宿泊していた。容疑者の一人でもある、刑事の津村武彦を中心に、お
互いのアリバイを検証してゆくが…。
叙述トリックの名手として独自の世界を築いた著者の遺作。

遺作とのことですが、実は昭和43年に発表された中篇「湖畔に死す」を
東京創元社の戸川安宣氏からの依頼に基づき長編化したものだそうです。

面白い。殺された被害者に恨みを持つものが何人もおり、それらを含む
多数の登場人物に視点が切り替わってきます。途中それ以外の”謎の男”
の視点もでてきて何かあると思わせるところは流石といったところでしょ
うか。
”読者への挑戦”も入っているしね。

さらに帯びには「最後の三行に潜む衝撃」なんて惹句があったようです。
ちなみにこれは読者への衝撃でなく登場人物への衝撃でした。でも著者自
身も気に入っているオチのようでなかなかよかった。

ちなみに創元推理文庫での中町作品は「~の殺意」なるタイトルに改変さ
れていますが今回「三幕」については特に意味は無かったようです。

なかなか手に入りにくくなっている中町作品。これからも東京創元社さん
には旧作復刻お願いしたいです。

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