攪乱者
2017/04/24 Mon. 12:00:00 edit
『攪乱者』
石持浅海
攪乱者 (実業之日本社文庫)
コードネーム、久米・宮古・輪島のテロリスト三人。組織の目的は、
一般人を装ったメンバーが、流血によらず、政府への不信感を国民に
抱かせることだ。彼らの任務は、レモン三個をスーパーに置いてくるなど
一見奇妙なものだった。優秀な遂行ぶりにもかかわらず、引き起こされた
思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。
そして彼らの運命を握る第四のメンバーの正体は―。
本格推理とテロリズムの融合!
変わったシチュエーションでのミステリです。
反政府のテロリスト(普段は一般人、武装テロではない)達の話です。
ほんのいたずら程度と思われる任務とその意味を類推するTURNⅠ
他人の人生を巻き込む任務に、許される範囲での抵抗をするTURNⅡ
組織と個人の綻びが大きくなってしまったTURNⅢ
をテロリスト三人の視点からそれぞれ描きます。
そして最終話、TURNⅢ Mission:9の展開は凄かった。
相変わらずの石持作品で登場人物たちは考えては議論します。
これが持ち味なのでここがめんどくさいと感じると
この作者の作品は殆どダメになりそう。
ありがたいことに私はこの展開がものすごく気に入っています。
あー面白かった。
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石持浅海
攪乱者 (実業之日本社文庫)
コードネーム、久米・宮古・輪島のテロリスト三人。組織の目的は、
一般人を装ったメンバーが、流血によらず、政府への不信感を国民に
抱かせることだ。彼らの任務は、レモン三個をスーパーに置いてくるなど
一見奇妙なものだった。優秀な遂行ぶりにもかかわらず、引き起こされた
思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。
そして彼らの運命を握る第四のメンバーの正体は―。
本格推理とテロリズムの融合!
変わったシチュエーションでのミステリです。
反政府のテロリスト(普段は一般人、武装テロではない)達の話です。
ほんのいたずら程度と思われる任務とその意味を類推するTURNⅠ
他人の人生を巻き込む任務に、許される範囲での抵抗をするTURNⅡ
組織と個人の綻びが大きくなってしまったTURNⅢ
をテロリスト三人の視点からそれぞれ描きます。
そして最終話、TURNⅢ Mission:9の展開は凄かった。
相変わらずの石持作品で登場人物たちは考えては議論します。
これが持ち味なのでここがめんどくさいと感じると
この作者の作品は殆どダメになりそう。
ありがたいことに私はこの展開がものすごく気に入っています。
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