FC2ブログ
01«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.»03

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

乱歩幻想譜

『乱歩幻想譜』
斎藤栄
乱歩幻想譜
↑読んだのはこれではなく徳間文庫版です。


「江戸川乱歩を読むことは、それまで存在しなかった一つの世界を確実に
所有することにほかならない」―。
その大先達との“すれ違い”に痛惜の思いを抱き続ける著者が、
かの幻想怪奇世界に、思うがまま、構想力の血を通わせた。
本書は、大乱歩を自らの作品のキャラクターとして取り込むことで
成立した、異色のスーパー実名フィクションである。


↑なんだか大層な紹介文ですが
つまりは乱歩が描いたような猟奇的な世界を
主人公、江戸川乱歩が体験するという短編集です。

乱歩の実際の年表にこの猟奇的な世界を組み合わせています。
そしてこの猟奇さは本当に猟奇でなんともおぞましい世界です。
勝手なイメージの”斎藤栄”とは全く相容れない感じがします。
(たぶん一冊しか読んでいないのでなんともいえませんが・・・)

しかし面白い。ついつい引き込まれてしまいました。
やはり主人公が乱歩だからでしょうか。
乱歩ファンならもし見つけてら買っておくのはアリです。

本作は昭和44年から昭和45年にかけて連載されたそうで
実は斎藤栄氏初期の作品です。
若き斎藤氏だからこそ憧れと勢いで書き上げた作品なのかもしれません。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村




tb: 0 |  cm: 0
go page top

奇談蒐集家

奇談蒐集家 (創元推理文庫)奇談蒐集家 (創元推理文庫)
(2011/11/19)
太田 忠司

商品詳細を見る

自ら体験した不可思議な話、求む。高額報酬進呈。ただし審査あり。
―新聞の募集広告を目にして酒場を訪れた客は、
奇談蒐集家を名乗る男と美貌の助手に、怪奇と謎に満ちた体験談を披露する。


という連作短編集です。

この体験談を最後の数ページで
美貌の助手が
一気に現実的な世界に引きずり落としますが
もともと体験談での登場人物が少ないので
謎解きものとしてはそれほど意外性のあるものではありません。

また、まったく奇談蒐集家とその助手の人物像が浮かんでこないのですが
これはラストの
「すべては奇談のために」のためだったようですなあ。

解説に
幻想の現実化=現実の幻想化>を具現化する作品
とありましたが
なるほどうまい事いいますなあ。

↓応援具現化よろしくお願いいたします。
tb: 0 |  cm: 0
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話