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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

安達ヶ原の鬼密室

『安達ヶ原の鬼密室』
歌野晶午
安達ヶ原の鬼密室 (祥伝社文庫)
安達ヶ原の鬼密室 (祥伝社文庫)


太平洋戦争末期、疎開先から逃げ出した梶原兵吾少年は、一人の老婆が留
守を預かる不思議な屋敷で宿を借りることに。その夜、二階の窓には恐ろ
しい“鬼”の姿が…。やがて、虎の像にくわえられた死体が見つかり、屋
敷に逗留していた者は次々に異様な死を遂げた―。いくつもの謎と物語が
交差する、著者ならではの仕掛け満載、興奮必至の傑作ミステリー!


既読です。
あのメイントリックを途中で思い出してきました。でも面白い。

本編である「安達ヶ原の鬼密室」を
「こうへいくんのナノレンジャーきゅうしゅつだいさくせん」と
「The Ripper with Edouard」という小説が
それぞれ前編、後編として挟みこんでいる構成です。
また「安達ヶ原の鬼密室」内にも探偵役がかつて関わった事件として
「密室の行水者」という章でまるまる”展望風呂殺人事件”が
組み込まれています。

何でこうなったかというと・・・・・

不可能趣味炸裂の大ネタを配置した上に、
このような小説そのものの遊びも加わえた本格ミステリーでした。

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天城一の密室犯罪学教程

『天城一の密室犯罪学教程』
天城一
天城一の密室犯罪学教程
天城一の密室犯罪学教程


「幻の探偵作家」の初作品集。
理論と実践で提示する“本格推理の真髄”がここにある!
摩耶正シリーズ全短編収録。


かつて「高天原の犯罪」を何かのアンソロジーで読んだ。
文章がすっと頭に入ってこない。難解だ。
本作はその作者の初の作品集で気になっていた。
神保町古書街散策の際、見つけて購入。うれしい。

難解だ。わからない。エンターテインメント性はなし。
余計な事は書かないらしく文章は硬い。
そのくせ犯罪の舞台設定は書き込んでいる。
時代背景を知っているとより楽しめるはずだ。

とまあこんな感じでムズカシかったので内容は覚えていません。
でもこういう本を選ぶ自分も含め満足してしまうのが面白い。

天城一氏は数学者で大学教授。その関係か本作の版元は日本評論社。
この硬さもなんかいいし、装丁のクールさもカッコいい。
”本”としての所有欲を満足させてくれます。

帯の推薦文もいい。

二十世紀に成し遂げられるべきであった重要な宿題が、
やっと今、果たされた! 

 (喜国雅彦)

密室トリックの奥義を究め、その秘密を解き放った伝説の男
逆説と風刺に満ちたロジックの一閃が、現世の壁に奇蹟の扉を切り開く。
時代を超えた輝きを放つ、純粋本格の至宝。

(法月倫太郎)

これは読みたくなるでしょう。”純粋本格”いかした表現です。

構成は三部構成。
密室犯罪学教程実践編(短編小説集)
密室犯罪学教程理論編(上記の小説と対をなす密室ミステリの評論)
毒草/麻耶の場合(麻耶正を探偵役とした密室ミステリ集)

おすすめはしません。
この本を理解できたという人はむしろうさん臭い。
私の読解力不足を棚に上げて言うと
なんだかわからないが圧倒された、これで充分なのではないか。

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46番目の密室

『46番目の密室』
有栖川有栖
新装版 46番目の密室 (講談社文庫)
新装版 46番目の密室 (講談社文庫)



日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた
推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待
された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目
のトリックで殺されたのか――。
有栖川作品の中核を成す傑作「火村シリーズ」第1作。


新装版という事で買いました。たぶん初版刊行当時読んでいるはずです。

今読むと、あっさりしてるなあって印象です。
アクのある登場人物もいなく最後は真犯人もあっさりと罪を認めます。

火村先生は言葉遣いがぞんざいだ。

でも面白かった。

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新本格の新装版・・島田、有栖川、綾辻、歌野、見かけると買ってます。
ついつい買ってます。どうしても買い揃えたい。また読みたい。
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密室から黒猫を取り出す方法

『密室から黒猫を取り出す方法』
北山猛邦
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿

完全犯罪のために必要不可欠な密室が、あともう少しで完成するという
その瞬間、部屋の中に黒猫が入り込んでしまった!犯行計画を崩壊させ
かねない黒猫を密室から取り出そうと悪戦苦闘する犯人の前に、たまた
ま世界一気弱な名探偵が現れて…
表題作をはじめ、蝋燭だらけの密室殺人を描いた
「クローズド・キャンドル」など五編を収録。
キュートでコミカル、しかし心は本格ミステリ。
名探偵音野順、第二の事件簿。


という事で名探偵音野順の事件簿シリーズです。

第一弾を読んでいて気に入っていました。
また”北山猛邦”も信頼のブランドです。

本格としての面白さとコミカルな設定で
嫌味なく楽しく読めます。

どの作品も本格としての面白さがありながら
物語としては中途半端感を残す、という感じがありました。

これは深読みですが
探偵の性格上、あまり事件そのものとかかわりたくない、という事の
表れなのかもしれません。

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片山若子さんの表紙はやはり素敵です。
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密室・殺人

『密室・殺人』小林泰三
密室・殺人 (創元推理文庫)
密室・殺人 (創元推理文庫)



傍若無人な探偵・四里川陣に命じられて、助手の四ッ谷礼子は雪山に建つ
ホテルへ殺人事件の調査に赴く。彼女を待ち受けていたのは、密室から消
えた死体の謎だった。カードキーでロックされ、しかも衆人環視下に置か
れた密室状況は、なぜつくられたのか?遊び心あふれる論理の背後に、周
到に張り巡らされた伏線の数々。『大きな森の小さな密室』の著者が贈る
会心の本格ミステリ。


ということで昔、図書館で借りて(角川ホラー文庫?)読んではいたの
ですが創元推理文庫版を買ったので再読。
中身は忘れていますのでトリックや犯人は覚えていません。

冒頭から、探偵四里川陣と助手四ッ谷礼子の掛け合いが楽しく、また本格
テイスト満載でこれは面白い。

本格ミステリとしての骨格をもちながら、いわゆる大どんでん返しという
かなんというか予想外の展開(と書いてもネタばらしにならない)が待っ
ているのでこれはオススメです。

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