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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

アラミタマ奇譚

『アラミタマ奇譚』
梶尾真治
アラミタマ奇譚 (祥伝社文庫)
アラミタマ奇譚 (祥伝社文庫)


阿蘇山に旅客機が墜落、婚約者苫辺千穂と彼女の実家を訪ねる途中だった
大山知彦は、唯一人生還、他の乗客乗員は消失した。千穂を捜す知彦は
父親尊利に会う。千里眼を持つ代わりに激しく老化した彼が語る苫辺家の
秘密と阿蘇を護る一族の存在。彼らの縁者も事故で消えたという。直後、
一族の祭祀場〝基〟で異変が続発、やがて怪現象が阿蘇を覆い始めた…。
未曾有の変事の行方は?


梶尾真治さんは殆ど読んできたことはなかったのですが
本作には伝奇小説的なテイストを感じ取り読んでみました。

導入部分から、次々に状況が明かされるスピーディな展開には
手慣れたものを感じました。

ただ後半、物語とは関係ない部分が気になりだしてきました。
〝基〟
〝邪魔〟
〝鬼八〟
〝わかる〟
〝見える〟
このてんてん。
意図するところはわかりますが、あまりに多すぎて
てんてんとてんてんの距離が短くどこがてんてんの部分かわかりにくい。

↓極端にはこんな感じです。
〝基〟の変化が〝わかり〟、〝邪魔〟と〝鬼八〟が戦うのが〝見える〟。

読みづらかった。

ファンタジー系SFって”邪悪なモノ”とかそんな表現が多くて
それが苦手な一因でもあるのです。
(本作は安っぽいファンタジーではないです))

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奇譚を売る店

奇譚を売る店奇譚を売る店
(2013/07/18)
芦辺 拓

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『奇譚を売る店』

芦辺拓の連作短編集です。
ミステリというよりは幻想譚あるいは怪奇小説といったほうがふさわしいです。

いずれも

また買ってしまった。

の一文から物語は始まりますが
買ってしまったのは古本。
いわくありげな古本からまさに奇譚が始まります。

全6編のタイトルは
『帝都脳病院入院案内』
『這い寄る影』
『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』
『青髯場殺人事件 映画化関係綴』
『時の劇場・前後篇』
『奇譚を売る店』
となっておりこれがそのまま
”私”が買ってしまった古本のタイトルでもあります。

古本への想いなど随所に出てきてそこらへんも楽しいのですが
全体を貫く重く怪しげでウサンクサイ雰囲気が素晴らしい。

そして連作短編ならではのひねりも最後の『奇譚を売る店』で味わえます。

↓ウサンクサク応援よろしくお願いいたします
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ひらいたかこ氏描くところの挿画も大変すばらしい出来です。

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