04«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

アイルランドの薔薇

『アイルランドの薔薇』
石持浅海
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)


南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、
スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――
そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。
やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。
宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」を
あぶり出してゆく!
本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!


マイ石持浅海ブームもついにここまでさかのぼってきました。
長編第一作です。

ちょっと読んで”アイルランド”が出てきたので
これはアレか?
刑事コロンボでの『策謀の結末』?
ポール・マッカートニーの『アイルランドに平和を』?
と勘づき、まずは下準備としてアイルランド闘争についてネットで
知識を仕入れました。

結果的には本文でもわかりやすく触れているし、
知識がなくてもミステリの面白さは損なわれない作品になっていました。

テロ組織が関わっているので警察を呼べない、という状況であり
登場人物たちが自分たちだけで推理し犯人を見つけ出すという、
お馴染みのスタイルはデビュー長編からのものだったんですね。
本作では殺し屋という存在も絡んできます。

いやあ、面白かったです。
ちょっと重そうな内容かと思いきや決してそうではなかったです。
舞台はアイルランドで登場人物もあちらの人たちですが
日本人の”フジ”が探偵役となり活躍します。
いったいこの”フジ”とはどのような人物だったんでしょう。
別作品の”碓氷優佳”の男性版というか原型なのでしょうか?

↓せっかくなので『アイルランドに平和を』


にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


私が持っているのは文庫初版ですが、185頁にて

へたり込みそうになるのwジェリーが支えた。

となっています。
誤植を見つけてうれしい。
tb: 0 |  cm: 0
go page top

福家警部補の追求

『福家警部補の追求』
大倉 崇裕
福家警部補の追及 (創元クライム・クラブ)
福家警部補の追及 (創元クライム・クラブ)

「この勝負、絶対ゆずれない」食い下がる犯人をとことん追い詰める!
手加減しない名刑事、今日も徹夜で捜査する。

って紹介文ですが
この福家警部補(小柄で童顔の女性)はそんな台詞いってたかな。
言いそうにないんですが。
言ってたらごめんなさい。

刑事コロンボや古畑任三郎で御馴染みの倒叙形式のシリーズです。
今回もこまかな疑問から犯人を追い詰めていきます。
刑事さんとは思いませんでした、よく言われます、って会話や、警察手帳
がなかなか取り出せない、寝てないはずなのに変わらない、などお約束の
シーンもあって楽しいです。

本作は
「未完の頂上(ピーク)」「幸福(しあわせ)の代償」 の中篇二つを収
録していますが、この中で福家警部補は山登りの技術が超1級、犬が苦手
なんて事が描かれていました。

本格ミステリとしても良い出来栄えですがこのキャラクターはいいですよ
ね。作品数がたまったらぜひまたドラマ化して欲しい。

↓追求しないで応援よろしくお願いいたします
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

tb: 0 |  cm: 0
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話