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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

トレント最後の事件

『トレント最後の事件』
E・C・ベントリー
トレント最後の事件 (創元推理文庫)
トレント最後の事件 (創元推理文庫)


アメリカ財界の大立者巨人マンダースンが別邸で頭を撃たれて即死した。
その結果、ウォール街の投機市場は旋風のような経済恐慌にみまわれ、
大混乱をきたした。重要な容疑者は美貌の未亡人であった。
敏腕な新聞記者ですぐれた画家であるトレントは怪死事件の解決に
出馬する……
前世紀の推理小説から大きく前進した、現代推理小説の先駆。


1913年発表のこの有名な作品ですが、
情報としては知っていましたが読んでいませんでした。
そして3つの思い違いがあったことに気付きました。

トレントは中年のダンディな警部である。
重苦しい雰囲気である。
面白くない。

全く違っていました。
まずトレントは若いおしゃべりな画家でこういう事件解決で実績あり。
そんなわけで堅苦しい雰囲気もない。当時人物は皆饒舌。
軽くはないがそのユーモア加減は英国っぽい。

なにしろ本作はチェスタトンに捧げられたということで
お遊び要素満載なんですね。

推理小説に恋愛要素を持ち込んだ、云々が本作で語られますが
この部分は見事構成の妙となっており
解決部分に複雑さと斬新さを与えています。

面白かった。

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本作はトレント初登場の作品ですが「最後の事件」です。

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