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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

裁くのは誰か?

裁くのは誰か? (創元推理文庫)裁くのは誰か? (創元推理文庫)
(1992/07)
ビル プロンジーニ、バリー・N. マルツバーグ 他

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物語は任期終盤を迎えた合衆国大統領の身辺を襲う連続殺人です。

文庫解説はこうあります。

結末の大胆さに、髪を振り乱して怒り心頭となるか、
感極まって本書を神棚に供えるか、~


さてこの結末は私は予想できませんでしたが
フェアか否かでいろいろ論議される作品ではあるようです。

本当につじつまが合っているかは再読しないとわからないかと思いますが
けっこうアヤシイのではないかなあ。

本書の惹句”技巧派ミステリの極北”が気になり手にしたわけですが
ラストの数ページ以外に至るまでの部分(大統領の苦悩やその世界)が
結構面白いのでまあ読んでみてもわるくはない作品かと思います。
なにしろ35年前の作品で
いまはこういったタイプも多そうな気もするので
衝撃度は当時と比べると落ちるかもしれませんが・・・

とすれば当時はかなりの衝撃作だったんでしょうなあ。

↓衝撃的に応援よろしくお願いいたします。

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SIX ~ ソフト・マシーン

6(紙ジャケット仕様)6(紙ジャケット仕様)
(2007/04/18)
ソフト・マシーン

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1973年発表。

毎度お馴染みソフト・マシーンの不思議なジャケがアヤシイ一枚です。

結構聴いているのですが、
つかみどころのないサウンドで裏を返せば浮遊感のあるサウンド、
実は最もソフト・マシーンらしいのかもしれません。

鍵を握っているのが新加入のカール・ジェンキンス(オーボエ、キーボード)
彼の影響か一定のリフを反復させて独特のサウンドを作っています。
”一定”とはいえ
同じようにならないように変化をつけていて演奏者としての意地が感じられる、
なんて解説もあったような気がします。

よく聴いているとはいえ
この反復のせいか私にとっては睡眠誘導盤です。
本作はライヴ+スタジオの構成ですが
いったん眠りかけた後、最後の観客の歓声でふっと目が覚め
そこから深い眠りに入っていく、というのがパターンです。

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厭魅の如き憑くもの

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)
(2009/03/13)
三津田 信三

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神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、
二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。
戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、
最初の怪死事件が起こる。
本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶」シリーズ第1長編。


とのことでこのミステリーとホラーの融合ですが
何度もひどい作品に当たってきたので多少の疑いを持って読み始めました。

まずこの字ズラ(神々櫛村とか)からアヤシイ雰囲気に巻き込まれていきました。
この禍々しい旧村の世界観には圧倒させられました。

本作は
・神の視点(全体を俯瞰でき人の心も記せる)
・谺呀治紗霧の日記
・刀城言耶の取材ノート
・神櫛漣三郎の記述録
を組み合わせる構成となっていますが時系列的に並んでいるので
そこはわかりやすかったです。

ただこういう場合思わぬ仕掛けが隠されている場合もあるのでご用心・・・・

結構なヴォリュームの小説ですが
いわゆる謎解きは最後に集中します。
刀城言耶が探偵役ですが
二点三点するこの部分は大変なの面白さで、
ミステリーとして見事に収束しています。
貼られた伏線も見事に回収してるようですが
あまりに周到すぎて確認しようという気もなくなるほどです。

全体の土着ホラー的な雰囲気は大満足ですし
ミステリーとして大満足。
素晴らしい作品でした。

↓応援よろしくお願いいたします。


「カカシ様はいつでも見ている。」これ文庫の帯の惹句らしいです・・・きわどい
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