私を構成する42枚
2023/06/04 Sun. 06:24:03 edit
「私を構成する42枚」というのをやってみました。
何かしらの縛りがないいと収拾がつかないので1アーティスト1枚。
(グループとソロは別扱い)
オリジナルアルバムのみでもよかったのですがベスト盤もちらほら。
何かテーマに沿ってまたやってみたいです。
顔面どアップジャケットとかギタージャケットとか。

何かしらの縛りがないいと収拾がつかないので1アーティスト1枚。
(グループとソロは別扱い)
オリジナルアルバムのみでもよかったのですがベスト盤もちらほら。
何かテーマに沿ってまたやってみたいです。
顔面どアップジャケットとかギタージャケットとか。

道尾秀介『いけない』
2023/06/03 Sat. 21:57:02 edit
道尾秀介『いけない』


★ラスト1ページですべてがひっくり返る。
話題の超絶ミステリがついに文庫化!
各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。
2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、
道尾秀介渾身の超絶ミステリ。
第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」
→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。
第二章 「その話を聞かせてはいけない」
→少年が見たのは殺人現場? それとも……。
第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」
→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?
終 章 「街の平和を信じてはいけない」
→そして、すべての真実が明らかに……。
騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。
これはなかなか評価が難しい。
”各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。”
”★ラスト1ページですべてがひっくり返る。”
この煽り文句はちょっとやりすぎなのでは。
第一章の写真は、推理の補助の役割に過ぎないし
第三章の写真は、すでに小説内で暗示しているし
終章の写真は、意味合いはわかるが弱い
第二章の写真は、全然分からない←私の読解不足。
結局ネタバレサイトのお世話にならざるを得ませんでしたが、第二章の写真はそう読み解くべきなのかと種々のサイト主の考察に感心してしまいました。
終章「街の平和を信じてはいけない」の考察もそこまで至らなかった部分があり私もまだまだだと思い知りました。
小説内でははっきりと書いていない分、読者の力が試されます。
結果的に強烈な印象を残すすばらしい小説だと思いますがやはり煽り文句はやりすぎです。
わかりやすいどんでん返しを期待して買って読んだが理解できずそのまま本を閉じた人も多いのではないでしょうか。
★ラスト1ページですべてがひっくり返る。
話題の超絶ミステリがついに文庫化!
各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。
2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、
道尾秀介渾身の超絶ミステリ。
第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」
→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。
第二章 「その話を聞かせてはいけない」
→少年が見たのは殺人現場? それとも……。
第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」
→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?
終 章 「街の平和を信じてはいけない」
→そして、すべての真実が明らかに……。
騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。
これはなかなか評価が難しい。
”各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。”
”★ラスト1ページですべてがひっくり返る。”
この煽り文句はちょっとやりすぎなのでは。
第一章の写真は、推理の補助の役割に過ぎないし
第三章の写真は、すでに小説内で暗示しているし
終章の写真は、意味合いはわかるが弱い
第二章の写真は、全然分からない←私の読解不足。
結局ネタバレサイトのお世話にならざるを得ませんでしたが、第二章の写真はそう読み解くべきなのかと種々のサイト主の考察に感心してしまいました。
終章「街の平和を信じてはいけない」の考察もそこまで至らなかった部分があり私もまだまだだと思い知りました。
小説内でははっきりと書いていない分、読者の力が試されます。
結果的に強烈な印象を残すすばらしい小説だと思いますがやはり煽り文句はやりすぎです。
わかりやすいどんでん返しを期待して買って読んだが理解できずそのまま本を閉じた人も多いのではないでしょうか。
笹沢左保『取調室 静かなる死闘』
2023/05/29 Mon. 22:20:31 edit
笹沢左保『取調室 静かなる死闘』


佐賀のホテルで大学生の撲殺体が発見された。
状況証拠から、息子を残し宿を出た大学教授の父・小田垣光秀に容疑が向けられる。一週間後、小田垣は北海道で逮捕された。取調官は、「落としの達人」の異名を持つ水木正一郎警部補。
完璧なアリバイを盾に淀みなく証言を繰り返す小田垣を前に、水木は長期戦を覚悟する。拘留期限が迫る中、水木が最後に打った大胆な一手とは!
作中、登場人物に、取調室だけを描いた推理小説がないのは作者の筆に力がないとできないから、といった発言をさせているが著者の自信の表れか。
確かに動きの少ない場面ばかりの中で興味を持続させつつ面白く読ませるのは難しいだろう。そこはさすが笹沢左保といったところ。
解説で山田正紀はこの設定を大絶賛している。
佐賀のホテルで大学生の撲殺体が発見された。
状況証拠から、息子を残し宿を出た大学教授の父・小田垣光秀に容疑が向けられる。一週間後、小田垣は北海道で逮捕された。取調官は、「落としの達人」の異名を持つ水木正一郎警部補。
完璧なアリバイを盾に淀みなく証言を繰り返す小田垣を前に、水木は長期戦を覚悟する。拘留期限が迫る中、水木が最後に打った大胆な一手とは!
作中、登場人物に、取調室だけを描いた推理小説がないのは作者の筆に力がないとできないから、といった発言をさせているが著者の自信の表れか。
確かに動きの少ない場面ばかりの中で興味を持続させつつ面白く読ませるのは難しいだろう。そこはさすが笹沢左保といったところ。
解説で山田正紀はこの設定を大絶賛している。
中町信『山陰路ツアー殺人事件』
2023/05/28 Sun. 21:12:09 edit
中町信『山陰路ツアー殺人事件』


山陰の名湯をめぐる一行九人の親睦旅行中、メンバーの一人が殺害された。事件は未解決のままの一年後、追悼旅行が企画され―。作家よりも探偵としての才がある氏家周一郎に、事件解明の依頼が舞い込んだ。当時の状況のあらましを聞いた氏家は、犯人はメンバーの中にいると推理して、その追悼旅行に参加するが…。緻密な構成で描く本格長篇ミステリー。
・警察は無能で探偵役に捜査情報を提供
・探偵役はその情報を関係者にばらまく
・5人も死ぬが探偵役は何も気にしていない
・そもそも探偵役の魅力ゼロ
と中町信ワールド全開
これが楽しめるのは我々(誰?)玄人だけです。
山陰の名湯をめぐる一行九人の親睦旅行中、メンバーの一人が殺害された。事件は未解決のままの一年後、追悼旅行が企画され―。作家よりも探偵としての才がある氏家周一郎に、事件解明の依頼が舞い込んだ。当時の状況のあらましを聞いた氏家は、犯人はメンバーの中にいると推理して、その追悼旅行に参加するが…。緻密な構成で描く本格長篇ミステリー。
・警察は無能で探偵役に捜査情報を提供
・探偵役はその情報を関係者にばらまく
・5人も死ぬが探偵役は何も気にしていない
・そもそも探偵役の魅力ゼロ
と中町信ワールド全開
これが楽しめるのは我々(誰?)玄人だけです。
パソコンが使えなくなる
2023/05/27 Sat. 16:23:45 edit
マイクロソフトOfficeの認証エラーでエクセルが開くなりました。
何かの設定を変えてしまったようなのですがプロダクトナンバーのようなものが初めからないPCだったのでどうにもならなくなりました。
結局買いかえ今その新しいPCで文章を打っています。
買い替えにあたり当然安いほうがいいなと思って検索していたら中古PCの存在を知りました。
どうせなら徹底的に安くしたれと思い、買ったのがPCの価格は9,990円。
実際は1,000円値引きで8,990円!
Windows10でOfficeはマイクロソフト製ではないが互換性のあるキングソフト製。
ちょっと大きめですが持ち運びもしないし使用内容からいっても表計算ソフト、ネット閲覧、ブログ等しか使わないのでこれで十分です。
使わなくなったPCですが音楽データをいれてパイオニアの昔ながらのバカでかいスピーカーにつないで再生プレーヤーとして使おうと思っています。
何かの設定を変えてしまったようなのですがプロダクトナンバーのようなものが初めからないPCだったのでどうにもならなくなりました。
結局買いかえ今その新しいPCで文章を打っています。
買い替えにあたり当然安いほうがいいなと思って検索していたら中古PCの存在を知りました。
どうせなら徹底的に安くしたれと思い、買ったのがPCの価格は9,990円。
実際は1,000円値引きで8,990円!
Windows10でOfficeはマイクロソフト製ではないが互換性のあるキングソフト製。
ちょっと大きめですが持ち運びもしないし使用内容からいっても表計算ソフト、ネット閲覧、ブログ等しか使わないのでこれで十分です。
使わなくなったPCですが音楽データをいれてパイオニアの昔ながらのバカでかいスピーカーにつないで再生プレーヤーとして使おうと思っています。
北村薫『中野のお父さんは謎を解くか』
2023/05/22 Mon. 17:46:49 edit
北村薫『中野のお父さんは謎を解くか』


運動神経抜群の編集者・田川美希の毎日は、本や小説にまつわる謎に見舞われ忙しい。
松本清張の「封印」作品の真実、
太宰治作品中の意味不明な言葉、
泉鏡花はなぜ徳田秋声を殴ったのか……
そんな時は実家に行き、高校教師にして「本の名探偵」・お父さんの知恵を借りれば親孝行にもなる!?
文学史上のちょっとした謎を紐解く日常の謎派作品です。
メインの謎の部分はおそらく作者の膨大な知識とそれらを裏付ける資料から成り立っていると思います。またそれらはシッカリとした説明がされています。
一方、導入部の登場人物たちの何気ない会話は、おそらくこれがリアルなのですが互いに知っているもの同士の会話なので共有認識事項は会話から省かれ、それは他者(読者)にはわかりにくく、また補助的にでも説明することをしていません。
メインの謎につながる導入の部分で伏線が仕込まれている部分ですがここでもう読み疲れてしまったというのが正直な感想です。
運動神経抜群の編集者・田川美希の毎日は、本や小説にまつわる謎に見舞われ忙しい。
松本清張の「封印」作品の真実、
太宰治作品中の意味不明な言葉、
泉鏡花はなぜ徳田秋声を殴ったのか……
そんな時は実家に行き、高校教師にして「本の名探偵」・お父さんの知恵を借りれば親孝行にもなる!?
文学史上のちょっとした謎を紐解く日常の謎派作品です。
メインの謎の部分はおそらく作者の膨大な知識とそれらを裏付ける資料から成り立っていると思います。またそれらはシッカリとした説明がされています。
一方、導入部の登場人物たちの何気ない会話は、おそらくこれがリアルなのですが互いに知っているもの同士の会話なので共有認識事項は会話から省かれ、それは他者(読者)にはわかりにくく、また補助的にでも説明することをしていません。
メインの謎につながる導入の部分で伏線が仕込まれている部分ですがここでもう読み疲れてしまったというのが正直な感想です。