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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

水族館の殺人

『水族館の殺人』
青崎有吾
水族館の殺人 (創元推理文庫)


夏休み真っ直中の8月4日、風ヶ丘高校新聞部の面々は、
取材先の丸美水族館で驚愕のシーンを目撃。
サメが飼育員の男性に食いついている!
警察の捜査で浮かんだ容疑者は11人、
しかもそれぞれに強固なアリバイが。
袴田刑事は、しかたなく妹の柚乃に連絡を取った。
あの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。
“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦。


解説でエラリー・クイーンの『フランス白紛の謎』を
引き合いに出していますがかなりこじつけぎみな部分も込みで
なるほどそんな感じかもしれません。

本作は推論を重ねて一つの筋道を見つけていく本格ミステリ。
登場人物が高校生のためかポップになっていますが
実は設定を変えれば重厚な本格になっているのかもしれません。
(但し本著者の持ち味はなくなってしまうのでしょうが)

人の暗部を書くでもなく高校生たちもさわやかで
読んでいて気持ちの良いミステリでした。

このようなミステリは近年珍しいかもしれません。

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最後に明かされる”意外な動機”と舞台設定の関連も見事でした。
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二色の独楽 ~ 井上陽水

『二色の独楽 ~ 井上陽水』
二色の独楽

108円レコード。
ジャケットは上記ではなかった。でもそういうのもあるようです。
残像が残る回るギターと回る陽水さん。
これが二色の独楽なのか。

1974年にロサンゼルスで録音されたようです。
ギターの陽水、安田裕美以外は全て外国人という布陣です。
レイ・パーカーJrやジョー・サンプルなんて名もあります。
編曲についてはメインは星勝。

A面1曲目が「傘がない」のインストのようだが
洗練されているサウンドでそうとは思わなかった。

2曲目「夕立」はとてもファンキーなナンバーで
「氷の世界」に近いかも。ただこっちの方が明るめか。
女性コーラスも「氷の世界」と似ている。


5曲目「ゼンマイじかけのカブト虫」で、いよいよ情念がふつふつと
にじみ出てくるような日本のフォークとなりました。
しかしバックのアコースティックギターやストリングスが
一味違うものとなっていました。

6曲目タイトル・チューン「二色の独楽」のみ編曲がジャック・ニッチェ
メロトロンで演奏すればキング・クリムゾンか。
とすれば「小春おばさん」系列なのか。

B面1曲目「君と僕のブルース」ノリのよいブルースだが
途中シンセっぽい装飾フレーズがあった。

2曲目「野イチゴ」かわいらしいフォーク系ソングだが
バックのギターがおしゃれ。やはりシンセっぽい単音フレーズと
バックで掛け合っている。

3曲目「ロンドン急行」
ゴージャスで明るい曲。でもなんでわざわざロサンゼルスに出向き
ロンドンをテーマに?

4曲目「旅から旅」
演奏がタイトでカッコいい。特にベースが良い。
洒落たストリングスも入ってきたりしている。

5曲目「眠りにさそわれ」
お洒落でスイートなアレンジと演奏。
前曲とともに編曲の星勝すごい。
その分歌声は”陽水”っぽさを抑えている印象です。

6曲目「太陽の街」
A面3曲目にも短いながら同曲があったが印象にはあまり残らなかった。
しかしこのB-6でのヴァージョンは凄く良い。
編曲はジーン・ページって人だがこれもお洒落なアレンジ。
曲調自体がメロウな感じで陽水さん自身?のコーラスも美しい。

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前レコード所有者が聴き込んでいたようでスクラッチノイズが大きい。
ぜひCDで聴きなおしたい。欲しい。


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花の下にて春死なむ

『花の下にて春死なむ』
北森鴻
花の下にて春死なむ (講談社文庫)


年老いた俳人・片岡草魚が孤独死した。
彼と親交のあったフリーライターの飯島七緒は
草魚の死の真相を追ううちに、彼の故郷の山口県で起こったある事件に
たどりつく――。
三軒茶屋にある小洒落たビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤哲也が、
人生の悲哀に満ちた小さな事件の謎を解き明かしていく、
全六編の連作ミステリー。


毎度お馴染み日本推理作家協会賞受賞作全集です。
でもミステリとしてはかなりアバウトながしました。
かなり強引な解釈で物語は終わります。
(作品上でもその推理の検証はされていません)

しかし本作はそういったものとは違う処で読まれているんだなあ
と感じました。
湿り気のある文体もいいですし、マスターと常連のやりとりは楽しい。

連城那智シリーズで知った作家さんですが
本「香菜里屋」シリーズ、全部読みたくなりました。
「連城那智」シリーズも。

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ここ最近見ていたもの

まあいつも以上どうでもいい話なんですが
そんなにテレビは見る方ではなく
ましてやドラマはほとんど見ません。

だけど途中からですが
フジ月9『コンフィデンスマンJP』を見て完全にハマった。

信用詐欺師の物語だが
詐欺師ダー子を演じる長澤まさみの怪演が素晴らしい。
詐欺師として強烈なキャラクターを演じ別け
しおらしい一面(詐欺師としての一役として)は清楚で美しい。
素のダー子自体がまた振り切っている!

脚本の良さは文句なしで
特に最終回はあ、あ、そうなるのか、と
びっくりしましたよ。

時系列的にもいろいろ仕掛けがあったようで
確認したいので全話再放送してほしい。

あと多分特別に放送された
『ミス・シャーロック』第一話
これも面白い。
せっかくなので全部放送しちゃって欲しい。
竹内結子がとてもクールで変人で良い。
美しいのはもちろんです。

せっかくなのでここ最近のお気に入りは
『激レアさんを連れてきた。』
弘中綾香アナがとてもとても良い。

と、結局美人に目が行くようだ。


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たまげた録

私にしては記事をアップしなかった期間が長くなりましたが
帰社後『宇宙兄弟』『甦る変態』を夢中で読んでいて
時間が無くなったのが要因です。

さて

『たまげた録』
原田宗典
たまげた録 (講談社文庫)


ここに向かってしろというのか!?そんな精度が必要なのか!?
もよおした私が急いで向かった場所にあったのは
五センチの穴だけだった―。
模様替えであんぐり、詩の神様に感涙、AV男優に思わず赤面。
驚きについてあーでもないこーでもないと考えながら、
いつの間にか癒されている傑作大爆笑エッセイ。


15年くらい前でしょうか。
原田宗典さんのエッセイはかなり読みました。
その後は全く読まなくなってしまったのですが
本作はどこのブックオフでも見かけて
また表紙絵がポップでなんとなく気になって買ってしまいました。

たぶんなんですが”傑作大爆笑エッセイ”とは盛りすぎです。
身辺雑記エッセイで”面白エッセイ”ではありますが。
テーマが驚く、たまげるですので必ずしも笑いに結びつけなくてもよい、
という事でもあるのでしょう。

しかし昔読んでいたものでは大爆笑していたのは間違いないので
少しづつ原田エッセイを買い戻して読んでみたくなりました。

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KAMAKURA ~ サザンオールスターズ

KAMAKURA ~ サザンオールスターズ
KAMAKURA(リマスタリング盤)

108円レコード。

1985年発表の2枚組アルバムです。

帯の文句は

いい女にはフォーエバー夏がまた来る 君が涙を止めない・・・2枚組

と歌詞の文句をそのまま使用していた。

1枚目1曲目が「Computer Children」という曲でなにやら不穏な雰囲気。
注記として
スクラッチ、不規則なリズムなど各種のEffect処理が行われています。
とある。かなり実験的な内容だ。

このアルバムは結構そういった系のアルバムのようです。

1枚目B面2曲目あたりからなんとなく聴きやすくなってきました。
「吉田拓郎の唄」なんてかなりいいなあ。


2枚目の「Please!」は『バラッド2』にも入っていたが
なんかこのアルバムと違うバージョンの気がした。
ゆったりとしたテンポでかなりいい曲だった。
(『バラッド2』はここ数年聴いていないので忘れております。
実は同じバージョンなのかもしれない)

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風怪

『風怪』
風の怪談舎
風怪 あなたの隣に潜む街の怪談


「この本を読めば、怪談は人生の一部だとわかります」
(作家・加門七海氏 推薦)

都会を吹き抜ける風にのった“声なき魂"たちが織り成す、
“儚くて切ない実録怪談集"

人間という生物の奥深さ・わからなさ・面白さ・異様さ・悲しみが
生み出した、怖いだけではない、味わい深くて胸が震える、
怪談本の新ジャンルが誕生!



実話怪談集ですが私とは波長が合わなかったように思いました。
(コワくない、というのは減点ポイントではありません。)

例えばこんなパターンが多く違和感がありました。

Aさんの体験談をAさんの視点で書きながら(これは普通)
最後に編者の視点に切り替わり感傷的な言葉を添えて物語をまとめる。

なんかダメだ。
なんで美しくまとめようとしてしまうのだろう。

風の怪談舎さんは複数のチームのようだが
あきらかに一人(以上)の方については怪異そのものを伝えることより
自分の文章を披露したいだけのような気がする。

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