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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

突変

『突変』
森岡浩之
突変 (徳間文庫)
突変 (徳間文庫)


関東某県酒河市一帯がいきなり異世界に転移(突変)。ここ裏地球は、危険な
異源生物(チェンジリング)が蔓延る世界。妻の末期癌を宣告されたばかり
の町内会長、家事代行会社の女性スタッフ、独身スーパー店長、ニートの
オタク青年、夫と生き別れた子連れパート主婦。それぞれの事情を抱えた
彼らはいかにこの事態に対処していくのか。異様な設定ながら地に足のつ
いた描写が真に迫る、特異災害(パニツク)SF超大作!


ある地域が突然異世界に置き換わるという派手な設定のSFです。
この異変にまきこまれたほんの小さなエリアが舞台です。
よってちゃんとした行政組織がない状態で
この変異に対応していかなければなりません。

当然ながら登場人物も我々と同じ普通の人で超人などいません。
また大した活躍もしません。
だからこその作品だと思い、私は面白かった。

しかしアマゾンレビューでは5点満点中1.9とさんざんです。

ヒーローが活躍しなければSFでないのか。
小市民のうだうだが描かれているとSFではないのか。

どうなんでしょう。

この著者の事は恥ずかしながらは全く知りませんでしたが、
この手の作品なら大歓迎です。

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カラス

自転車から降りて休憩しながらグラウンドの少年野球を観ていた。
ガサっと音がしたので振り向くと
カラスが私の自転車のかごから飛び去って行くのが見えた。
かごの中にあった食品を狙ったらしい。

その3分後。
カラスが菓子の袋を加えて飛んできた。
そして、駐車場の裏あたりにその袋を置いて、再び飛んで行った。
遠くからお母さん方が走ってきて、無事その袋を回収した。
野球少年のおやつだったんだろう。

その3分後。
カラスが今度は菓子パンの袋を加えて飛んできて
そのまま上空を通りすぎた。
今度はお母さん方は気付いていないようだ。
追いかけてこない。疲れたのかもしれない。

私も少年野球の見学が終わり、帰ろうとしたら
菓子パンそのものを咥えているカラスが上空を飛んでいるのを目撃した。

それはあたかも自分の獲物をお母さん方に誇示しているかのようだった。
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ロシア紅茶の謎

『ロシア紅茶の謎』
有栖川有栖
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)


作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに
毒が?表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。
エラリー・クイーンのひそみに倣った「国名シリーズ」第一作品集。
奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・
有栖川有栖の絶妙コンビが挑む。


短編集で多彩な作品が嬉しい。

「動物園の暗号」
殺人犯人を示したと思われる暗号文。ダイイングメッセージでもある。
暗号は解けたが犯人かどうかの証拠固めは別、という割り切りが良い。

「屋根裏の散歩者」
まさにあれ。でも罠を仕掛ける火村先生はいかがなものか。

「ロシア紅茶の謎」
命がけの毒薬トリック。でも十分ありえそう。
こんな会話もうれしい。

「お前、いい年こいてこんなの車の中で鳴らしてんのか?」
火村は冷ややかな目をして言った。
「キング・クリムゾンを聴きながら鼻歌混じりのドライブはできんや
ないか」

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そして生活はつづく

『そして生活はつづく』
星野源
そして生活はつづく (文春文庫)
そして生活はつづく (文春文庫)


携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、
人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、
何があっても生活はつづいていく。
ならば、そんな素晴らしくない日常を、
つまらない生活をおもしろがろう。
音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。


なんという面白さなんだ。しかも心地よい。
中盤からは完全にハマり、ひくひく震えながら読んでました。

文章のリズムが良い。
笑える内容であるのに、1行づつ区切れば歌詞になりそう。
しかもちょっとほろ苦さのある・・・。

突如出てくるエロネタにも驚く。

基本的に「逃げ恥」からのファンで、今まで知らずにいて恥ずかしい。
演技が素晴らしい。歌もいい。しかも詩、曲、アレンジもこなす。
その上、こんな文章も書くとはいったいどうなっているのでしょう。

一人が楽といった内容がよく出てくるがそんなところもなんだか嬉しい。
星野さんのパーソナリティが良く出ているようで親近感が湧きました。

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人々

店から出た直後、封を空け麩菓子を食べながら歩くおじさん

老人に免許与えちゃだめだと突然話し出すおじさん(餃子の王将で右側)

もくもくとレバニラ定食を食べ続けるメガネ美人(餃子の王将で左側)

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ムラサキ☆サンセット ~ キリンジ

ムラサキ☆サンセット

2001年『Fine』収録で、シングルも。(オリコン48位だそうです)
Fine


軽快なイントロでこの疾走感が最後まで続くポップソングです。

転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ
擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ


なんていい歌詞なんだ。
ガラスの玉であるボクにとっては結構含みのある言葉でした。



ムラサキ・サーンセーットのリフレインも耳に残ります。

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しかし☆なのは何故?
ドラムがあの人?

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安達ヶ原の鬼密室

『安達ヶ原の鬼密室』
歌野晶午
安達ヶ原の鬼密室 (祥伝社文庫)
安達ヶ原の鬼密室 (祥伝社文庫)


太平洋戦争末期、疎開先から逃げ出した梶原兵吾少年は、一人の老婆が留
守を預かる不思議な屋敷で宿を借りることに。その夜、二階の窓には恐ろ
しい“鬼”の姿が…。やがて、虎の像にくわえられた死体が見つかり、屋
敷に逗留していた者は次々に異様な死を遂げた―。いくつもの謎と物語が
交差する、著者ならではの仕掛け満載、興奮必至の傑作ミステリー!


既読です。
あのメイントリックを途中で思い出してきました。でも面白い。

本編である「安達ヶ原の鬼密室」を
「こうへいくんのナノレンジャーきゅうしゅつだいさくせん」と
「The Ripper with Edouard」という小説が
それぞれ前編、後編として挟みこんでいる構成です。
また「安達ヶ原の鬼密室」内にも探偵役がかつて関わった事件として
「密室の行水者」という章でまるまる”展望風呂殺人事件”が
組み込まれています。

何でこうなったかというと・・・・・

不可能趣味炸裂の大ネタを配置した上に、
このような小説そのものの遊びも加わえた本格ミステリーでした。

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