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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ボクには世界がこう見えていた‐統合失調症闘病記

『ボクには世界がこう見えていた‐統合失調症闘病記』
小林和彦



早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年が
いた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、
24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手
に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られると
いった妄想を抱き始め……。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る
稀有な闘病記にして、一つの青春記。


闘病時代のエピソードと、現在視点のエピソードでの著者の感性の差
が少なく、もとからの性格に起因する部分も多分にあったのではないか
と思いました。

と、最後まで読んだのですが文庫化の際に追加された章を見ると
この後また入退院を繰り返したようです

この本がどのくらい売れたのかわわからないのですが
アマゾンレビューで50件!多くの方が真面目に読み込まれたようです。
閉鎖的と思われるこういった症例情報を世に知らしめた役割は大きい。

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もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
神田圭一・菊池良



もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら――

ツイッターで発信され、ネット上で大拡散されたあのネタが、太宰治、
三島由紀夫、夏目漱石といった文豪から、 星野源、小沢健二ら
ミュージシャンまで、100パターンの文体にパワーアップして書籍化
されました。 読めば爆笑必至の文体模倣100連発。


楽しい本です。
ここで文体模写されているのは文豪たちだけではないので
きっとお気に入りの作家も入っているのではないでしょうか。
雑誌記事やテレビ番組も取り上げています。

但し元となる作家、作品のイメージがまったくないと
面白くはないとおもうので注意が必要です。

また思い入れが深いと逆にアレッと思うところがあり
江戸川乱歩「二銭焼きそば」なんてそうでした。乱歩感ゼロです。

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花と流れ星

『花と流れ星』
道尾秀介



死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。
凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。三人のもとに、
今日も、傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。友人の両親を
殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。
自分のせいで孫を亡くした老人…。彼らには、誰にも打ち明けられない
秘密があった。「流れ星のつくり方」「花と氷」ほか、人生の光と影を
集めた五篇。


真備シリーズ3作目で短編集となっています。
1作目で明確だったコンセプトが薄くなり、
特に霊現象探求所の真備さんでなくても良かったような内容です。

と書くとつまらなそうですがそうではなく、
全く別々の独立した短編として味わって良さそうな内容でした。

「花と氷」が特に良かった。

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二歩前を歩く

『二歩前を歩く』
石持浅海



ある日、僕は前から歩いてくる人に避けられるようになった。
まるで目の前の“気配”に急に気がついたかのように、
彼らは驚き避けていく…。(表題作)
とある企業の研究者「小泉」が同僚たちから相談を持ちかけられ、
不可思議な出来事の謎に挑む。超常現象の法則が判明したとき、
その奥にある「なぜ?」が解き明かされる!
チャレンジ精神溢れる六編のミステリー短編集。


これは変わったミステリです。
家に帰ると脱ぎ散らかしたスリッパが揃っている。
ガソリンが給油していないのに入っている。
消した筈の電気がついている。

こんな超常現象で物語は始まりますが、
探偵役小泉はその現象はそのまま受け入れ、
なぜそうなるかその意味合いを推理していきます。

どういう理屈でその現象が起こるかという理屈を初めから捨てることで
なんのために、という部分のみに特化した不思議なミステリでした。

小泉によって語られる、あるいは示唆される真相はダークなものばかり、
というのも石持浅海らしいです。
しかし最終話のみハートウォーミングな結末で
これはこれでやはり石持浅海らしい。

しかし何読んでも石持浅海はおもしろいですな。
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レコードを聴く。ライヴ・サイモン

レコードを聴く。ライヴ・サイモン


毎度お馴染み108円レコードです。
1974年のポールサイモンの『ライヴ・サイモン』
ギター弾き語り、ウルバンバ(フォルクローレ?)と共演、
ジェシー・ディクソン・シンガーズ(ゴスペル)と共演という構成ですが
一番好きなのが弾き語り。
オープニングの「僕とフリオと校庭で」のキレの良さ!
ポール・サイモンは素晴らしいギターを弾きます。



「早く家に帰りたい」「アメリカの歌」「アメリカ」はもう泣くレベル。
正直なところ全盛期の弾き語りのみ完全ソロ・ライヴが聴きたい。

レコードは「アメリカ」で針飛び。盤には小さく円状にツブレあり。
残念。

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ライナーノーツのディスコグラフィーの中の「明日に掛ける橋」で
幻想的な売り上げを示しているポップス史上5指に入る傑作。
と紹介があるが、幻想的な売り上げとは何なのか?
よほどの売り上げか?売れていているのは共同幻想だったのか?
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読書の極意と掟

『読書の極意と掟』
筒井康隆



作家・筒井康隆、誕生の秘密。
戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、
不本意な営業に配属された新入社員時代、いつも傍らには本があった。
いずれ小説を書くとは夢にも思わず、役者になりたかった青年を
大作家にしたのは“読書”だった。
小説界の巨人が惜しげもなく開陳した自伝的読書遍歴。


幼少期からはじまり自らの読書遍歴を綴る。
その本の内容はもちろんだが、読んだ際の自分の状況をも語っている。
結果的には本を通して自分の半生を語っていた。

まさに本が自分の血となり肉となりあの筒井康隆が出来上がったのだと
感銘を受けてしまう。

それに引き換え自分の読書は何だ。
読んで、ああ面白かった、で終わっている。
内容の紹介もろくにできず自分の人生に何も影響を与えない。
これでいいのか!

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まあいいんです。
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ホラースポット探訪ナビ: 日本全国のヤバイところに行ってきた!

『ホラースポット探訪ナビ: 日本全国のヤバイところに行ってきた! 』
吉田悠軌



青山墓地、旧吹き上げトンネル、青木が原樹海といった
ド定番の心霊スポットを詳しく紹介。
従来の「怖い場所」紹介が体験談などを主とするのに対し、
本書は「行き方」に焦点を当てる。
観光ガイドのような情報を含めたホラーの現場への
探訪ハンドブックである。


「新耳袋殴り込み」のような霊現象の現場へいって追体験をする、
といった方向ではなく、心霊よりも真面目な史跡紹介の本でした。
つまりは”日本全国のヤバイところ”というより
ちょっと目の付け所が違った観光本といった感じです。

写真はきれいで紹介文もしっかりとその場所の歴史的な説明をしており
(歴史の裏側に潜んでしまった史跡紹介が多い)
コワさを求める人には全然物足りないと思われる内容でありました。

正直、もっとオカルト寄りの内容を期待していました。
でもキリストの墓が気になり実際に行ってみるような人には
うってつけの本です。(これ自分です)

次はモーゼの墓だ!

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著者名に見覚えあると思ったら『一行怪談』の人でした。


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