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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

新鮮 THE どんでん返し

『新鮮 THE どんでん返し』



粋のいい、仰天の新作そろってます。
注目作家のどんでん返しは切れ味バツグン!
浦島太郎が龍宮城に来てみれば、待つのは密室殺人?
ネット社会、刑期を終えた男の名は半永久的に残る現実が。
捜査会議後の刑事たちは会話の中に、事件解決のさらなる大展開あり。
シンガポールで新婚旅行、二組の男女の心理が交錯したすえに……。
トロフィー凶器の殺人、不可思議な字数行数で組まれた体裁そのものに
謎が?
包丁研ぎが巧みな女のもとに、昔の男が訪れた。
切れた二人の関係は一転し……。
新進気鋭の作家が集結、六編のどんでん返しがあなたを夢中にさせる。


作者名をご紹介すると
青柳碧人
天祢涼
大山誠一郎
岡崎琢磨
似鳥鶏
水生大海

”どんでん返し”を期待してしまっているので
その意味では弱い作品が多かった気もします。
しかし何かのアンソロジーで予備知識なしに読んだら
面白い作品であったと思います。

ここらへん、売り方、煽り方の難しいところなのでしょうね。

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大山誠一郎「事件をめぐる三つの対話」が
オーソドックスにどんでん返しミステリーとして大変面白かったが、
”最後の一行の衝撃”という構成にしなかったのなぜだろう?
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レコードを聴く。さだまさし『随想録』



毎度お馴染み108円レコードです。
さだまさし『随想録』
1979年のライヴ盤ですが1978~1979の各ライヴ会場でのテイクを
切り取って編集したようです。

お馴染みトークもあり、編集盤とはいえ、
一つの公演そのものを聴いているようです。

帯の文句も
全力投球で燃焼し尽くすステージを鮮やかに再現!
です。

LP2枚組でオープニングからエンディングまでを再現し、
付録のシングル盤でアンコールを聴くという構成です。

編成がシンプルなのが効いているのか録音がいいのか演奏が巧いのか
楽器の音がクリアです。

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現代百物語 終焉

『現代百物語 終焉』
岩井志麻子


現代百物語
現代百物語 嘘実
現代百物語 生霊
現代百物語 悪夢
現代百物語 殺意
現代百物語 彼岸
現代百物語 妄執
現代百物語 因果
現代百物語 不実
現代百物語 終焉

と、これでこのシリーズは終焉を迎えます。
一人で990話。しかも濃い話ばっかり。
実話怪談集ですが、一番コワいのは
こういった話がなぜか集まってくる岩井さん本人です。

本シリーズの特徴は、心霊的なものでなく因縁話が多い事。
心霊モノなら少しは温かみのある話があったりしますがそれが全く無し。
出てくる人物も知人が殺人者だったり、殺人者本人だったり、
殺されかけた人だったりと死に近い出来事を経験している人が多く、
とにかく本シリーズのエピソード群は死と悪意に満ち満ちており
読むのがキツくなることも多かったです。

大体において
今は普通で幸せな家庭を築いている人の過去の荒れていたころの話、
という流れで始まる話が多く、こう書かれると自分の周りにも、
実は・・・、という人が多くいそうでコワい。

何かとクセのある文体もなんだか不安を増幅させている気もしました。

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東京自叙伝

『東京自叙伝』
奥泉光



舞台は東京。地中に潜む「地霊」が、歴史の暗黒面を生きたネズミや
人間に憑依して、自らの来歴を軽妙洒脱に語り出す。唯一無二の原理は
「なるようにしかならぬ」。明治維新、第二次世界大戦、バブル崩壊
から福島第一原発事故まで…首都・東京に暗躍した、「地霊」の無責任
一代記!史実の裏側で滅亡へ向かう東京を予言する。
果てしないスケールで描かれた第50回谷崎潤一郎賞受賞作。


東京の「地霊」がそれぞれの年代で乗り移った人物の行き様を語る、
というスタイルです。時代は幕末から正に今まで。
この「地霊」は基本的には多数の鼠や生物に憑いているが、
時折人間にその意識の集合体が憑依するようで、
本作では六人の人物としてその人生を語ります。
面白い事にその意識は同時に複数の人物と共有されていたり
鼠と人間同時に憑依していたりする。

さてこの六人ですが悪いやつらばかりで
ここで語られるエピソードも悪どいものが多いのですが、
”彼には気の毒な事をしました”
と言って結ぶあたりどうにも可笑しい。
各エピソードが短く、表題もついており読む方は区切りが付きやすく
大変読みやすい。
(会話文もなく改行も少なく余白部分が少ないのですが読みやすい。)

各人物の視点を借りて東京の歴史を描くという試み。
しかも基本的には視点は「地霊」一人。
六人の人間を介するとしても語り口は常に「地霊」のソレ。
やたらと饒舌で悪いこともいけしゃあしゃあと語ります。
ここらへん奥泉さんの特有の文体なのかもしれません。

ラストの人物が語るのは現代なのですが
ここでは東京の未来を暗示するような世紀末的な世界が見え隠れします。
最後、この人物が傷害事件を起こし責任能力を問われる場面で
責任能力は持っているということを言うために今までの語りがあった、
というような構造になっています。
全てこの人物の頭の中の物語だったともとれるエンディングでした。

なんだかわからないが面白くてついつい読んでしまったという
不思議な作品でした。

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牛を屠る

『牛を屠る』
佐川光晴



著者が作家専業となる以前、1990年から埼玉の屠畜場に勤めていた日々
を綴る。「おめえみたいなヤツの来るところじゃねえ!」と怒鳴られた
入社初日から10年半、ひたすらナイフを研いで牛の皮を剝き続けるなか
で抱いた、働くことの実感と悦び。
仕事と人生の関わりを普遍的に描き得た一冊。


上記紹介文では”屠畜場”表記だが、
著者が本文で述べているように
これは”屠殺場”の事。”屠畜場”や”屠場”だと伝わりにくい。

本書はプロフェッショナルな仕事として”屠殺場”での作業内容を
詳細に描いています。

命とは何かといったテーマ性や、部落問題にほとんど触れず
仕事、職人、といった視点で描き切るのはちょっと例を見ないのかも。

豚や牛が、生の状態から枝肉になるまで、死という分岐点はなかった
というような事が書かれていました。
ここで働く者としての感覚なんだろうと思いました。
特に印象的な部分でした。

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なんでもカロリー換算

『なんでもカロリー換算』
竹内薫・丸山篤史



人間は100ワットで動いている!カロリーとは熱量、エネルギーの
「単位」です。食べ物や食堂のメニューがカロリーで表されることは、
見かけたことがあるでしょう。このカロリーを使って、森羅万象、
人体や人のさまざまな活動、身の回りの出来事や宇宙の事象まで、
「なんでも見てやろう」という、とても挑戦的な本です。
■ボルト選手の100メートルを走る消費カロリーは?
■パソコンのワンクリックに必要なエネルギーとは?
■山登りはワンクリックの150倍ってホント?
■リンゴ1個でビルの何階まで上がることが可能か?
■ノミはどうして高くジャンプできるのか?
■地球の周りの人工衛星、宇宙ゴミのカロリーは?
あるサラリーマンの1日の活動、フィギュアスケートの3回転半ジャンプ、
ダイエットの方法の良し悪し、果てはポスト・エネルギーの問題にまで
迫ります。カロリーを知れば、世界の見方がガラリと変わります。


という本ですが竹内薫さんの科学本はいつも目の付け所が面白い。
今回も興味深い内容です。
もちろんなんでも換算しますが、そこは、”こういう風に考えた場合”
という注釈つきですので正確性はあまりないかもしれませんが
その強引さも好きです。
どんな事項も数値化できないことはないみたいです。

カロリーとは食べ物関係だけだと思っている人にはぜひ読んで欲しい。

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Drive Me Crazy ~ キリンジ

Drive Me Crazy ~ キリンジ


訳の分からないジャケでお馴染み1999年『47'45"』収録曲です。

ドライブ・ミー・クレイジーなので
誰かが私を悩ませる恋の歌かと思ったら・・。

ドライブの歌ですが、展開がスゴイ。

小粋に右折
とびだしたよ、馬鹿な!

ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな
逃げろよ、さあ


轢き逃げじゃないですか。
ザクロってそうなった後の人の状態じゃないですか。

こんな歌詞でありながら、超ポップなメロディ。
不思議な感じ(これに合うしんみりとしたメロディってのもヘンですが)

虚ろに響く遠くのサイレンからまわりする


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隣の彼、なぜかしらご陽気
って歌詞がこれまた好き。


47’45”
47’45”


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